2014年07月24日

南海高野線山岳区間 橋本−極楽橋間撮影の思い出

昭和54年(1979年)に高野線の山岳区間を取材したのを思い出し、急に思い立って行ってみたくなった。そこには深い山肌に沿う線路を行く高野線の電車が見事にとらえていた。
記憶も薄れたが、当時、どうして撮影したのか。記憶は定かでなかった。
おそらく、当時も車で行ったはずだが・・・今回、高野山特有の美しい樹林を見渡せる場所を見付けることができなかった。

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当時、趣味誌に発表した上古沢付近を行く列車の写真。左ページは千早口駅のもの。

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今回の取材旅行では、駅まで到達したが、山肌全体を見渡す場所はみつからなかった。

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上古沢駅から見る不動谷川を挟んだ西側の山々。

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上古沢駅のホームから極楽橋方面。

高野線でも、橋本駅 - 極楽橋駅間は山岳路線であり、特に高野下駅以南は50‰の勾配や、制限速度33km/h、半径100m以下の急カーブが続く登山鉄道となっているため、この区間に乗り入れる列車にはズームカーと呼ばれる17m級の2扉中型車両が専用車両として使用されている。
山岳区間、とりわけ高野下駅−極楽橋駅間においては完全に線路が山の中に入るために、途中にある駅へは幹線道路からすれ違いの困難な狭い道路や林道があるが、車で辿り着くには容易でない。各駅の周辺の山間部は民家が少なく利用客もきわめて少ないが、すべての駅に簡易型の自動改札が完備され、駅員も夜間には無人になるが橋本駅と、上古沢駅から極楽橋駅のすべての駅に配置されている。

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上り、難波行特急「こうや」30000系。

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橋本行き、観光列車「天空」がやってきた。

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「天空」は後ろ2両が専用車両になっていた。

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ほどなく駅舎に戻った。

上古沢駅と下古沢駅の間には、鉄道橋としては日本で10箇所だけで供用されているトレッスル橋(全長67.6m、高さ33.4m)の中古沢橋梁があり、南海電鉄が2010年2月25日にみずから設置した観光用の展望デッキと電車の通過時刻を記した時刻表を備え、トレッスル橋を下から見上げられる。展望デッキまでは上古沢駅・下古沢駅から徒歩20分の道のりである。
終点は、極楽橋駅であるが、鋼索線に乗り換えて高野山に到着する。和歌山県伊都郡高野町大字高野山国有林第8林班にある南海電気鉄道の駅である。極楽橋駅の標高は538m、鋼索線の高野山駅は駅の標高が867m、である。



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posted by マッキー at 10:50| Comment(0) | 鉄道